鳳凰山
(地蔵岳2,764m 観音岳2,840m 薬師岳2,780m)

日 程 2007年5月2日〜3日(テント)
メンバー 単独
歩行距離 1日目:5.5km 2日目:9.7km
歩行時間 1日目:9時間10分 
2日目:9時間10分
累積標高差 1日目:登り1,328m 降り  42m
2日目:登り 636m 降り1,915m
駐車場 青木鉱泉(有料1日750円)
コース 1日目:青木鉱泉6:20〜9:10南精進滝〜11:45白糸滝〜15:30鳳凰小屋
2日目:鳳凰小屋5:10〜6:45地蔵岳〜9:30観音岳〜10:10薬師岳〜14:20青木鉱泉

 北に行こうか南にしようか、散々迷った結果、鳳凰三山のテント泊に決めた。北に比べて人も少なく静かな登山を楽しめることと、日程が1泊2日しか取れないので少しでも近いところにした。

 残雪のあるこの時期は夜叉神からのコースが定番であるが、マイカー利用では青木鉱泉からの周回コースが一番効率よく歩くことができる。青木鉱泉に電話で登山道の状況を聞いたところ、雪は多いが入山者もいるので大丈夫だとのこと。当日、駐車料金を支払うときに今回の予定コースを話すと、「う〜ん、ちょっと雪が多いのがねぇ、まあ入山者もいるし、だめだと思ったら引き返してくださいね。」とのこと。まあ、登りながら判断しようと出発した。

 ドンドコ沢コースはところどころに案内板があり迷うことはなかったが、標高1,800m付近から雪が現れ、2,000mを超えると腰ほどの積雪があった。雪の状態も悪く、日陰では凍結、日向では踏み抜くという状態だった。とくに急斜面で踏み抜くと重さ20kgのザックが効いて元の体勢に戻すのに苦労した。コース自体は途中途中に滝があり、変化にとんだ楽しいコースである。
 
 2日目は朝から晴天、これ以上ないというようなすばらしい絶景を楽しむことができた。登りの苦労など一瞬で吹き飛んでしまうほどすばらしい景色である。地蔵岳〜薬師岳までの稜線歩きは、右手に甲斐駒ケ岳、仙丈岳、白峰三山などを眺めながら、まさしく別天地、夢のような時間をすごした。

 帰りの中道コースは非常に長く、雪もドンドコ沢と同じような状況で大変苦労した。一部のインターネット情報によると中道コースから登ったほうが楽だとの書き込みもあったが、かなりの急傾斜で距離も長く、樹林帯の中で風景も見えないことなどから、やはりドンドコ周りのほうが楽だと感じた。

 結局、行き帰りとも通常のコースタイムの倍近くかかってしまった。やはりこの時期のアルプスは甘くはない。余裕を持った時間設定で正解だったと思う。できれば薬師岳小屋にあと1泊したいところだった。この時期に登られる方は万全な冬山装備で。

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